「あっ、そう」の意味

リリィの口癖だ

「あっ、そう」

 

何も、問題がなければ たいがい その返事だ。

 

最初の頃は、怒ってしまったのか と思った。

 

前カノは たいがい、そんな返事をするときは

怒っていたし、無関心な時とかに多かった。

僕自身も 冷たく突き放されたように 感じるから

 

「今週末、友達と飲みに行くんだ」

「ふーん」「あっ、そう」

しか、返事をしてもらえなかったとき

 

(o*。_。)o

「ごめん、やめといた方が・・いいよね・・・」

「え?なんで? 行きたくないの?」

「怒ってるかと思って」

「(^∇^)アハハハハ! なんで?あなたが行きたいのなら、行けばいいよ。

 私が、嫌な事だったら いやな理由を話すし

 困る事だったら 困る理由を話すよ」

「え?そうなの???」

 

リリィが言うには・・・・

 

僕は、

まだ起こってもいない様な

トラブルや問題に

防御策を捻出するのが癖 らしい

いや

 

まだ起こってもいない

誰もそんなこと まだ 言ってないよね?

ということに

腹を立てて、怒っている そして 悲観的  らしい

そして

 

「あいつが こうやって行って来たら、僕はこうしてやる!」

「あいつは きっと陰では 周りに僕のコトなんか 言ってるんだ!」

「僕さえ、我慢すれば、いいんだ。」

その先の事を先回りして 妄想して  怒ったり!落ち込んだり

 

リリィはいつも言う

「わからないじゃない。

 物事は 起こってから先の事を考えればいい。

 言われてから 反論を考えたって 遅くは無いのよ。

 それに、

 その人がそうやって言ってくることなんて あるかどうかも

 いつかどうかも 誰にも分らないのよ?」

 

「災害の予測をして 非常用物資を用意する

 それとは 別のことよ。

 嫌なことを予測して、攻撃される事を予測して

 言われたら、

ほら!やっぱり 僕は攻撃されるんだ!って 不幸ばかり数えていくの?

 

 

 

リリィと一緒にいて3年 確かに、いやなこともあったけど

楽しいことが増えた。

 

 

何も起こらない

 

ただ、自分の時間を楽しめばいい

好きな人と一緒にいて 

好きなことをして

好きなものを食べて

好きな所へ行き

笑っていられる  笑い合っている

 

他人に振り回されないで

「あっ、そう」と言えばいい。

 

 

 

「あなたを信じているから

あなたが言っていることに嘘はないと思っているよ」

 

基本、マイナスの考え方し出したら

僕より 思い込みの激しいらしいから・・・あまりしない様にしてるそうだ。

嫌な事は 考えない。

 

彼女が、笑って言う

「あなたがしんどい事でも、出来ない事でも、やりたい事でも 

 とりあえず言ってくれれば・・そして

 それに 何も、問題がないなら

 私は、「あ、そう」と言う 

そのフォローも含めて 了解した。と言う意味だよ。

 

 「あ、そう」=「へい!ガッテンだ!」だと思えばいい。」(゚へ^ )

 

 

どちらかと言うと 僕は

「へい!ガッテンだ!」っていう リリィが見てみたい