男性ホルモン 治療をはじめた!!
昨年の11月8日、いよいよ念願だった
ホルモン治療が始まりました。
朝早くから起きて扶桑にある、宮川クリニックさんに向かいました。
(リリィ ちょっと体調がよくないな~)
名鉄電車に乗って、柏森の駅に向かいます。
電車に揺られて・・・・
どんどん悪化していくリリィの体調。
(実は、超二日酔い! ここまでひどいんは何年ぶり・・・らしいです)
柏森駅で降りたら、電車酔い状態ヾ(。>﹏<。)ノ
速攻リバース・・・・・。
しかも、僕はリリィを心配しすぎて、切符をなくす。(-.-;)
外へ出て歩き出したら、ちょっと元気かも・・・
程なく歩いて、
病院らしくない(看板はデカいが)一戸建てのレンガ造り
まるで物語にでも出てきそうな(≧▽≦)
患者さんにとっては、構えず入りやすいです。
まあ、僕は、ドキドキだったですが(๑º ロ º๑)
「ほら!手汗がこんなに!」と現実逃避。
ほかにも患者さんがチラホラ
いろんな科があるので、思っていたよりも普通の人たち
(なんと失礼な言い方・・・・)
受付で「性同一障害です」と伝える。
初診という事で、書類書き。
リリィが横から覗いて、「へーー。ほーー。」(0д0)
普段病院で書く情報に加え、
FTMについてや、家族へのカミングアウトの状態。
改名や戸籍、についても書く欄が・・・・
待ち時間もあまりなく、呼ばれました。
僕は、パニック障害をやってから、一人で病院は苦手。
リリィに付き添いでついてきてもらう。
先生がとてもフレンドリーな方で、話が楽しい
彼の現在の家族構成、生活状況など
どんどんカルテに書き込まれていきます。
(|||_|||いかん!!また来た!!) リリィそわそわ?!
急に「ごめん!」と言い残しお手洗いに・・・・
リリィを見て 先生が高笑い「二日酔い!?肝硬変じゃなくて?顔、黄色いよ。
やばいかも?!
こんなとこにいないで病院行きなさい。 あ、ここが病院かぁ。ははは(゚∀゚)ノ」
「えっーーと。彼女は酒乱っと〆(._.)メモメモ」 こらこら・・・
ちょうど、リリィと家族の話中だった・・・
「そっかぁ、なに?×2でもう男いやんなっちゃった?
こいつのどこがいいの?う~ん優しいか―。」
サックバランすぎるだろう?!
でも、後で、リリィが
「こんなにはっきり他人に、キョウちゃんへの想いを確認されたのも
初めてだね(もっと、踏み込んだ話もあったのよ)」と・・
僕に子供がいること、カミングアウトも子供を産んでからっだたし
「そっかぁ、産んじゃったんだ」と先生
「いろいろ、遅い出発だったのね。」
彼女の子ども達がどのくらい認識しているかとか、
僕や彼女の仕事とか
「FTMなのね。レズではなく。」
今年8月、改名できたこともあり、治療に入ることになりました。
顔写真、胸の写真、下半身の写真を撮って(前からと斜め前から)
先生、胸を診て「これならだんだん無くなっちゃうかもね。」
「前は大きかったんですけど、Bカップはあったんだけど・・・
彼女と付き合いだしてからドンドン無くなった」
「ふーん、じゃ、無くなるね。」
「2,3日で声が変わってくるかな、3回打ったら生理も止まると思う。あと、剥げてくるかもね。僕みたいになるよ、(^∇^)アハハハハ!」
インフルエンザの予防接種さえ 恐いのに!!Σ( ̄ロ ̄lll)
注射のお時間。
血液検査(特に肝臓の様子を診るんだとか)リリィにしっかり 目を塞いでもらい採血。
採血の後
いよいよ、ホルモン注射。
採血とか、注射とか!!!(|||ノ`□´)ノ
結局、腕じゃなくて、お尻に打たれました (_ _;)
(見えると騒ぐから・・リリィに叱られ・・・)
それからが、大変で・・・・
「尻が痛い!足先までしびれる!かばんがすって痛い!痛い!痛い!」w( ̄Д ̄;)w
のいい通しな1日でした。
でも また、2週間後受診します。
初診と血液検査 ホルモン注射(2200)で10000行かなかったよ。
診察の最後に、先生が
「僕のところに、こんな感じの夫婦いっぱい来るよ。みんなうまくやってるよ。」
と、笑顔で見送ってくださいました。(⌒-⌒)ニコニコ...
うれしかったな ありがとうございます。
宮川クリニック(愛知県)
http://www.na.rim.or.jp/~miyakawa/miyahome.htm
追伸:リリィは帰りの駅のコンビニで「ソルマック様」に助けられ、
午後は何とかデートになりました。(゚ー゚)
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